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さらに自分の価値を高めるには

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プログラムスキルの高さが自分の価値

職業人としてある程度のレベルのJavaプログラマになった後、さらに自分の価値を高めていくには、どのようなことをすればよいのでしょうか。「プログラムの技術をさらに高めていく」ということを考えがちですが、趣味や学術研究ではなく、あくまでも仕事としてプログラムを開発していく立場として、ビジネスと関連する能力が求められているのです。ここでは、それらのポイントをご紹介いたします。

仕事を作り出す能力

プログラムについても、顧客からの発注に基づき開発し、それを納めることでその対価を得るものです。したがって、顧客のニーズ等をしっかり把握するとともに、それをプログラムに反映していくことが、ビジネスとして重要です。さらに、その顧客もプログラムを単体として使用するのではなく、システムや製品に組み込んで使用することが圧倒的に多いため、そのシステムや製品のユーザー視点に立ち、ユーザーの利便性や価値を高めていけるような機能等を、逆に顧客側に提案していく力も望まれます。
このように書くと、「顧客との接点は営業の仕事でありプログラマの仕事ではない」と思われる方もいらっしゃるかと思います。しかし、プログラマとして技術的なバックボーンを持った人間が、営業的な能力を習得することで、営業の方では気づかないような新たな提案や企画につながりやすく、自分の価値を高めることに寄与すると考えられます。

仕事をマネジメントする能力

比較的小規模なプログラムであれば、1人で組み上げてしまうこともあるでしょうが、規模が大きくなるほど組織として分担して開発していくこととなります。したがって、定められた納期・仕様のものを顧客に納品するためには、それらの組織やスケジュールをマネジメントしていくことが重要になります。
特に、自社で開発が完結せずに、協力会社に委託するケースはもとより、昨今さらなるコスト削減等に向けて中国やインドなど海外の関係会社に委託する、いわゆるオフショア開発も増えてきており、その管理の難易度も高まっています。このあたりを得意としているプログラマはあまり多くないように見受けられますが、逆に言うと、この能力や経験があれば価値も高まることにつながります。

まとめ

「仕事を作り出す能力」、「仕事をマネジメントする能力」ともに、ハードルの高さを感じられたかもしれません。しかし、プログラムを勉強し始めたときと同様に、初めからうまくいくものではありません。トライアンドエラーを繰り返しながら、少しずつ能力を高め、価値の高いJavaプログラマを目指してください。

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