Java勉強法の決定版!Javaエンジニアデビューへの道
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Javaは汎用性が高く、パソコンやスマホのアプリ開発、Webサービス開発など多くの開発例を挙げることができます。その中でも「システム開発」に注目してみましょう。
システム開発といっても幅が広いので、「基幹システム開発」と「組み込みシステム開発」の2つに分けて紹介します。
まず、「基幹システム」とは、人や物、お金などの「管理に関わる業務を支える」システムのことを指します。たとえば通販を行っている企業では、仕入れ商品の在庫がリアルタイムで分かる「在庫管理システム」を取り入れているでしょう。
また、銀行やクレジットカードなどの金融関係のシステムにも使われている例があります。これは、Javaがセキュリティ面に優れており、様々な環境下においても同じような動作を安定して実行しやすいからです。世界中に普及している信頼性の高さも理由の一つでしょう。
一方で、「組み込みシステム」は、家電や通信機器などの、それぞれの「電化製品の用途に重点を置いた機能」が組み込まれたシステムのことです。洗濯機であれば、洗濯する、脱水する機能を組み込むでしょう。家電製品の多くにはプログラムが組まれていますが、そのプログラムにはJavaが使われていることがあります。電子レンジや冷蔵庫にもJavaで作られたシステムが搭載されているかもしれません。このような事例から、Javaは日常の多くのことに使われているということが伝わるでしょう。
まず「ソフトウェア」とは何かというと、「コンピューターを動かしたり制御するための指示が書かれたもの」です。代表的なソフトウェアといえば「応用ソフトウェア」が挙げられます。たとえば、ディズニー映画などで使われているCGは3DCGソフトですし、Excel・Wordのオフィスソフトは文章作成ソフトです。ほかにも表計算やチャット、画像・動画編集、セキュリティなど様々なソフトウェアがあります。あなたの身の回りにもJavaで作られているものがきっとあるでしょう。
「IoT」は、「物をインターネットに接続することで、遠隔操作したり機能を拡張したりすることにより便利に使うことができる技術」のことです。例としては、Bluetooth接続と音声入力を利用し家電を制御する機器やロボット掃除機、心拍数や走行距離の自動計測を行うデバイスなどが挙げられます。また、離れた場所から安否確認ができる家電製品や交通機関の運行状況が分かるものなどもあります。IoTは現在も伸びている分野のため、今後もJavaが使えるエンジニアの需要は高まるといえるでしょう。