Java勉強法の決定版!Javaエンジニアデビューへの道
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Javaは非常に幅広い分野で活用されている言語ですが、取得するためにまず押さえておきたいのは、Java特有の機能や文法などよりも、まずはプログラミング言語としての基礎をしっかりと覚えることです。それから少しずつ高度な内容に順番に進んでいくのが、効率的な勉強方法と言えるでしょう。Javaに限らず、プログラミング言語を勉強する際には、「値」「変数」「制御構文」の3つの概念を理解することが大事です。プログラミング言語におけるこれらの言葉の意味と、プログラムがデータを処理するプロセスにおける役割といった、最も基礎的な部分を固めることが技術者としての第一歩と言えるでしょう。勉強が進んでいくにつれてこうした基礎が重要になってくるので、これらのことを疎かにしてしまうと、後々になって困ってきます。もう一つ、Javaについては「クラス」「メソッド」「フィールド」の3つのことについても基本として理解する必要があります。
プログラミング言語の基礎が理解できるようになったら、AWTについて理解を深めていきましょう。ウインドウやマウスポインタなど、コンピュータを視覚的に操作するGUIと呼ばれるインターフェースを作るための部品群がAWTです。サーバー開発など、あまりGUIを使用しないように思われる分野でも、グラフィックイメージを処理するようなときにはAWTの知識が必要になってくるので、どの分野に興味がある方もAWTについての勉強は押さえておきましょう。AWTはJavaの最も基本的な要素の一つです。
AWTについてある程度理解が深まってきたら、Javaに標準でついてくるパッケージである「java.lang」「java.util」を使いこなせるように勉強を始めましょう。これらは、プログラミングの過程で役立つユーティリティ機能を集めたパッケージです。使いこなせるようになると、効率的にプログラムを生成していくことが可能になります。それから、ファイルアクセス機能に関連した機能をまとめたパッケージである「java.io」と呼ばれるパッケージを勉強しましょう。
プログラミングの基礎を会得し、AWTや標準パッケージの使い方を身につけるまでが、どの分野においても必要なJavaの基本と言えるでしょう。この基本を身に付けたら、それぞれの専門的な分野に関する知識を深めていきましょう。Javaは様々なプラットフォームで動作するのが特徴の言語ですので、その分野によって必要な知識が異なってきます。一般的なアプリケーション開発を行いたい方は「Swing」を、サーバーの開発をしていきたいという方は「JSP」や「サーブレット」といった技術を勉強していくといった具合です。